任天堂の神対応

「泣ける」ではないが、感動したということで。

 

93年だったか94年だかに弟が小3の時に車に跳ねられて
乗ってた自転車のカゴからGBが転げ落ちて、
アスファルトで削られボロボロになったんだよ。

弟が病室でボロボロになったGB見て泣きながら電源入れたんだよ。

カチッ・・・ピコーン。それでも起動すんのな、GB。

 

それを修理に任天堂に送って数日後、
任天堂の人から電話があったらしいのな。

「あまりにも凄い事になってるから、原因を聞きたい」とかなんとか。

母が「息子が事故にあって」って言うと修理費はいらんと。

結局こっちが負担したのは送る時だけの送料だった訳だよ。

その時は「すげーなー」位の感想だったんだが、就職して社会とか
商売ってのが少しずつ判りだしてから、子供相手の商売ってこう言う事
なんだなと思った。

どこぞの偉いさんは、お子ちゃま向けと言ったが
子供相手に商売するって事は、子供の後ろにいる親に商売するって事なんだよ。

 

この一件で一番驚いたのはメモに直筆で
「○○君へ、車には気をつけてね。横井」とあった事なんだよ。