デンマーク・トマソン選手のお話1

デンマーク・・・ 正式国名「デンマーク王国」
北欧の南端に位置し、約4.3万km(九州とほぼ同じ)。
言語ははデンマーク語ながら英語も通用します。

デンマークは異様なほどに税金が高く消費税、サービス税含めると
30%~40%近くの税金が、買い物に課されます。

その代わり、これらの国は福祉の充実度が世界トップレベル。
税金が高いのは充実した福祉を支えるためなのでしょう。

 

デンマークのサッカーの歴史は古い。
しかし、デンマークのサッカーが世界に躍進したのは、
つい最近のことである。

そんな彼らが今大会、2002年日韓ワールドカップに出場することとなった。
2大会連続、3回目の出場を決めた。

 

そして、このデンマークが今大会のキャンプ地を和歌山県に決めた。

デンマークが
和歌山に決めた理由は

∧_∧    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ´_ゝ`) <  日本のほぼ中心地であり、関空に近いから
(    ) 0  \____________________

だった。

(´_`) 。o ○( それだけ・・・?!

 

和歌山県民のほとんどは デンマークという国の存在自体は知っていても
どんな国民性なのか?どのような人種なのか?という程度、

だから、和歌山の街中ではこんな会話が交わされたという。

A「今度の ワールドカップでデンマークって.国が来るらしいけど.知ってた?」

B「それは知ってるけど・・・誰か有名な人いるの?ベッカムとかイタリアの男前集団みたいに有名な人いるの?」

A「知らん・・・。だけど世界で有名なんやったら一度は 練習見に行こか?」

 

デンマークの練習を訪れた人は『この手の会話』がきっかけとなった人たちばかりであった。最初はいわゆる『野次馬』的な人が多かったのである。
この最初の見学者は数百人程度であった。

しかしこの数字が日々増えていった。

初日はわずか数百人だった見学者が翌日には2000人、
その翌日には2500人、そのまた翌日には3000人が訪れた。

この数字が増えた理由には以下のことが一番大きかった。

ワールドカップ出場国のキャンプ地での練習というものは
非公式・非公開が通例なのだ(イングランド、伊、西、ブラジルといった
強豪国はほとんど非公開でした)が、デンマークは違ったのである。

デンマークは、練習初日から全ての練習を公開したのである。

 

さらに練習後には見学に来ていた地元サッカー少年たちを招きいれ
一緒にミニサッカーを行ったりもした。
サインにも気楽に応じてくれた。

 

そのため、デンマークというチームに対し・・・

A「練習どうだった?」

B「めちゃめちゃフレンドリーで気さくな人たちばかりやで! 」

という評判が口コミで相当広がったともいう。

 

 

ある記者が、デンマークのオルセン監督に聞いた。

記者「他国は、練習を公開しないで試合に備えています。デンマークは公開でいいのですか?〔英語〕」

オルセン監督はこう答えた〔英語〕。

オルセン監督「我々の強さは.練習を秘密にしたところで変わらない。絶対的な自信をもって試合にのぞむだけだ。
何より、キャンプ地を提供してくれた和歌山の人たちが喜んでくれることはどんどんすべきなんだ・・・。
試合も大事だが、 この交流も大事にしたいと選手全員も言っているよ。」