名前:雛ちゃん 投稿日:2015年02月19日 00:09:56
私は中学3年生のとき、遠距離恋愛をしていた。
Skypeというアプリで知り合った人だった。
いわばネット恋愛。
話すだけで嬉しくてとても楽しかった。
私はみるみる惹かれていった。
でも、所詮ネット恋愛だし会うことはない。
あきらめよう。
そう自分に言い聞かせていた。
相手は4歳も年上の大学生だった。
中学生と大学生。
到底叶うはずもない・・・。
そんなある日彼が私の兄の後輩だという事が発覚!
私は兄に「会いたい」そう伝えた。
兄はなにを感じ取ったかはしらないが、二言返事で了承してくれた。
兄のおかげもありライン、フェイスブック、様々なものを知る事ができた。
そして、私の家に彼がお泊りに来た。
毎晩、兄と私と彼の3人でたわいもない話をしていた。
まぁ、1ヶ月くらいで帰ってしまったが・・・。
しかし、帰ってしまってからも毎晩通話してビデオをつけて話して・・・
様々なことをしていた。
冬の寒い日。
その日はクリスマスだった。
雪の降る日、私は告白をしようと思い彼に電話をかけた。
~二人の会話~
私「よーっす」
彼「お前か。どーした?」
私「今暇?」
彼「今から横断歩道渡るんだけど・・・」
私「なんだ暇なんだね。」
彼「ひまじゃねーってww」
私「大事な話があるんだけど。ずっと前から」
彼「まって俺が言いたい。てか、言わせて。」
私「わかった」
彼「俺体弱いし、持病ももってるし、遺書も手放せないほどだけど、お前の事が・・・!?」
ここで会話が途切れ電話も切れました。
私はずっと不安でしょうがなかった。
何かあったのかな?
電話も何度もかけましたがいっこうにつながりませんでした。
それから2日後
私に彼の番号から電話がかかってきました。
~会話~
私「もしもし!」
?「こんにちは、○○さんですよね?」
私「はい。あの、どなたですか?」
?「××(彼の名前)の友人です」
私「どーかしたんですか?」
友「一昨日亡くなりました。交通事故にあったんです。スリップした車が突っ込んでいって・・・。病院に運ばれる途中に亡くなりました。そのとき、××はこの手紙を大事そうに抱えていました。」
私「あの、え・・・?え?」
友「手紙読んでいいですか?手紙はあなた宛です」
私「あ、はい」
手紙の内容を書きます。
~手紙~
○○へ
お前がこの手紙を読んでるっていうことはそういうことだ。お前はこの手紙を読んでないてるんだろうな。泣かせてごめんな・・・。
でも、どんな理由で死んだとしても俺は後悔しない!って思いたかった。結局、後悔していると思う。俺はお前と出会って死ぬまで一緒に居たいと思った。
てか、死にたくないって思った。なんで俺が死ななきゃいけないんだよ・・・。正直に言う。俺はお前に恋してる。叶わないって分かってる。
お前は中学生だし。夢だってやりたいことだっていっぱいあると思う。だから、俺のせいでお前を縛りたくない。
告白したかったなぁ。手を繋いで一緒にしゃべって、歩いて笑って・・・。いろんなことしたかった。
お前の話をもう聞けないよ。ごめんな?俺の最後のお願い聞いてくれ。
お前に幸せになって精一杯生きて欲しい。後悔して欲しくない。俺が死んでもお前は笑って次の恋を探していてくれ。お前が他の奴を好きになってるって考えたら悔しいし寂しいよ。
でも、お前が笑ってないって思うほうが嫌だ。俺はお前の笑顔が大好きだ。お前が大好きだった。てか、愛してる。
手紙はコレで終わっていた。
私は彼が大好きでした。
というか、今は私に彼氏が居ますが、彼のことは頭から離れません。
ある意味浮気ですねw
けど、私は彼のことを一生忘れません。
コレからも愛し続けてやります
どうか上から見守っててください
ちなみに私は今、中3です。
そう、ほんの3ヶ月前におきたことです。
長文失礼しました。