名前:姫輝 投稿日:2015年02月07日 22:38:11
私が、歌を歌うようになったのは10歳だった。
10歳~14歳までは相手なんてされなかった。
だが、15歳の時に出会った男の人は言った。
「君の歌が君の命だと考えたらそれは大切だろ?なら、諦めていいかい?」
その人の事が忘れられなかった。
歳は、同じだったのだろう。
18歳までは出会うことなんてなかった。
18歳になり・・・その人が私の義理の兄だと知った。
だが・・・その兄は私にあの言葉を言った日に交通事故で死んだ。
成長した自分を見てほしかった。
だがら・・・兄のお墓の前で私が最初から最後まで仕上げた歌をライブとして歌った。
涙が溢れ出た。
話したのはあの1回だったのになんでだろ・・・兄は一番最後に言った。
「俺はお前をこれからも愛す」と・・・・。